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収集されたエネルギーの動作を検知するための静電容量からデジタルへのフロントエンド

AMS Pcap04 blockAMSは、構成を最適化するために速度と解像度をトレードできる構成可能な静電容量センシングフロントエンドを発表しました。

PCap04と呼ばれ、最速の設定で毎秒50,000回のキャプチャとデジタル化を行うことができます。また、最も感度の高い設定で8aFの解像度を実現できます。

「設定可能性により、センサーメーカーは測定速度と消費電力をトレードオフすることができます。低電力モードでは、消費電流はわずか4µAです」と同社は述べています。 「AMSは、外部電源を備えていないデモボードを開発しました。このボードでは、NFCリーダーによって生成されたRFフィールドから収集されたエネルギーでPCap04が動作します。」

チップは、静電容量の変化を生成するあらゆる検知素子での使用を目的としています。 6つの静電容量測定チャネルにより、6つの接地コンデンサまたは3つの浮遊コンデンサを測定できます。差動および差動接地センサー接続もサポートされています。

敏感なコンデンサには、1pFから100nFまでのものが含まれます。

出力は、測定された未処理の静電容量のPWMまたはPDM表現であり、センサーの測定値を処理し、I2CまたはSPI経由で結果を送信するための内部DSPが利用可能です。 DSPは、AMSオープンソースコードだけでなく、測定の線形化、温度補償、変換などの機能のためのユーザー生成コードを実行できます。

AMS Pcap04 demo board開発、テスト、デバッグ用のデモボードとソフトウェア開発ツールがあります。

ベアダイまたはQFN-24で提供されます。

「PCap04により、センサーメーカーは、現在市場に出ている他のセンサーフロントエンドに、動作特性が固定されている柔軟な代替手段を提供できます」とAMSマーケティングディレクターのJose Vinauは述べています。 「センサーメーカーがセンサーフロントエンドの動作を微調整して、特定のアプリケーションの要件を満たすことができるという利点があります。」

アプリケーションには、圧力、力、位置、傾斜、湿度、重量、レベルなどの測定パラメーターが期待されています。